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adidas Runners Republic

year
2009
client
アディダス ジャパン

カテゴリ

issue

ランニング コミュニティが、 未来の成長を支える。

007年、日本のスポーツ市場ではランニングブームが到来しました。 アディダスはこの潮流を捉え、日本におけるスポーツマーケティングの重点分野としてランニングに注力する方針を決定しました。 その中核施策として、日本のランナーに向けたCRM基盤を構築するためのコミュニティーメディアを立ち上げました。このプラットフォームは、単なる情報提供にとどまらず、ランナー同士の交流を促進し、継続的なブランド接点を形成することを目的としています。 この取り組みにより、アディダスは単なる製品提供企業にとどまらず、ランナーのライフスタイルを支援し、ブランドとの長期的な関係性を強化する基盤を確立しました。

m7 solution

「手段」を、目的化しない。 運用発想から、顧客体験発想へ。

コミュニティ設計には「運用」という視点が不可欠です。しかし運用には手間や時間、そしてコストが大きくかかるという課題があります。多くのコミュニティが陥りがちなのは、情報を更新すること自体が目的化してしまい、顧客体験に結びつかない点でした。 顧客体験を中心に据えたコミュニティ設計を実施しました。

運用コストを最小化。 効率性と体験価値の両立で、持続的なコミュニティへ。

情報更新に大きな負荷がかかるコンテンツは極力小さく抑え、運用コストを最小化。その分のリソースを、ランナーのためのデジタルツールやサービス、ランニングステーションの設置といった「ランナーにとって実際に価値ある体験」へと振り向けました。 これにより、効率的かつ持続的にコミュニティを形成し、ブランドとランナーの関係を深める基盤を築くことができました。