夢のコラボから始まるブランディング。
コンテンツ軸の統合コミュケーション
カルビーブランドそのものを主語とする広告コミュニケーションへと転換するために、その基盤として、強力なコンテンツ開発を推進しました。
原作にビートたけし氏、作画にさくらももこ氏を起用した夢のコラボレーションによって、オリジナルコンテンツ「カルビーひとくち劇場」を制作。コンテンツ自体がカルビーの新しいブランド体験の核となりました。
さらに、メディア活用設計も一新。テレビCMは「カルビーひとくち劇場」の映像コンテンツとして展開し、LINEではオリジナルアニメーションを配信。結果として若年層を中心に1,000万人のファンを獲得し、LINE史上最大の企業アカウントに成長しました。Facebookでは「ひとくち町新聞社」の公式SNSを開設し、ひとくち町で起こるニュースやスクープ記事を2日に1回の頻度で配信。話題性と継続性を両立することで、新しいファン層を着実に育成しました。
加えて、LINEスタンプ配布やLINEマンガでのオリジナル漫画配信、さらには集英社による書籍化、商品パッケージ化、店頭POP展開など、多面的なプロモーションを展開。カルビーブランド全体を横断する統合的なブランディング活動を実現しました。
このように、強力なコンテンツインパクトと地道な継続配信の両輪によって、若年層を中心とする新しいファン層の獲得に成功し、カルビーのブランド価値を次の世代へとつなげることができました。