ご当地でも、季節でもない。 “話題づくり”に変える限定戦略。
カルビーポテトチップスにおいて、期間限定フレーバーはこれまで流通対策商品の位置づけとして展開されてきました。地域の名産や名物を題材にした「ご当地味」や、季節感を表現した「限定味」は長年続いてきましたが、近年では消費者にとって見慣れた存在となり、購買喚起の力が弱まっていました。 その結果、本来の目的である流通対策としての価値が希薄化してしまう課題がありました。 そこで私たちは、「ご当地」や「季節」といった従来の切り口とは異なる、新しい視点での限定商品のあり方を再構築。味の開発、ネーミング、パッケージデザインを含むトータルディレクションを通じて、消費者に新たな驚きと購買動機を提供する限定商品戦略を立案しました。