カルビーポテトチップスは、発売から40周年を迎えました。 この節目を機に、ただ記念するだけでなく、次の定番を消費者とともに生み出す新商品開発型プロジェクトキャンペーンを立ち上げました。 これまで40年間、日本中の老若男女に愛され続けてきたことへの「感謝のしるし」として。 40周年の話題性を活かし、口コミや共感を広げながら。 そして「みなさんと、これからのポテトチップスを一緒につくる」という共創の姿勢を軸に据えました。 40周年の歴史を未来へとつなげる――。 カルビーは「消費者とともに歩むブランド」として、新たなスタンダードを共に創造していきます。
「次の定番ポテトチップスを消費者と一緒に作る」という共創型プロジェクトとして、「フレーバーオーディション」を実施しました。 幅広いフレーバーアイデアを募るために、100種類の食材を用意し、自由に組み合わせて投稿できる仕組みを設計。作る楽しさを丁寧に演出した結果、40万以上の味のアイデアが集まりました。 審査を経て選ばれた3つの投稿作品は、全国で商品化され、販売プロモーションとしても大きな成果を上げました。 この取り組みは、消費者との共創をブランドの成長ドライバーとする新しい商品開発の形を示す成功事例となりました。
「フレーバーオーディション」で投稿された40万以上の味のアイデアは、単なる応募数ではなく、リアルな消費者志向を示すビッグデータとなりました。 投稿時のユーザー属性情報とフレーバー案をデータベース化することで、エリア別・年齢別・性別といった切り口で興味関心を可視化。 これにより、社内の開発担当者は自由に検索・活用できるマーケティングデータとして、今後の新商品開発に役立てることが可能になりました。 このプロジェクトは、キャンペーンを通じて消費者との共創を実現すると同時に、マーケティング資産を創出した成功事例です。
